シンプルな家の間取り。団地をフルリノベしました
こんにちは。「心を楽に、シンプルライフ」ayakoです。
わが家は2016年夏にフルリノベした団地です。
▼こちらは玄関ドアを開けたところ。白い壁と白いドア、床は明るい色のバーチの無垢材を使いました。
ふだんは3LDKの間取りを、間仕切りの引き戸を開け放して2LDKにして暮らしています。
▼間取りはこちらです。家族4人暮らし。約80平米です。
空と緑の風景に癒されるお家です。
さて今日は、シンプルな家の間取りと5つのコツをご紹介するお話です!
(※現在ソファと本棚はミニマム化しています)
コツ1.LDKはなるべく広めにとる
リビングは、家族が長い時間を過ごす場所ですよね!
そして、多くの物件がLDKにこの条件を盛り込んでいます。
- 日当り
- 眺望の良さ
自然にみんなが集まるのも納得ですね。
なので、リビングは小さな家でも、できるだけ広く取る方が良いと感じています。
というのも、マンションでは「すべての部屋が好条件の物件」はなかなかありません。
神戸に暮らしていた時にリノベしたマンションも、LDKともう1部屋はすてきな環境。日当りも眺めも良かったのです。
ただし、残りのお部屋は日当りがよくありませんでした。トイレや洗面室も窓なしでした。
なので、家族はここち良いリビングに集まることになります。
私も個室に仕事スペースがありましたが、いつも日当たりのいいリビングに道具を持ち出して仕事していました。
このことから、
- これからはリビングで仕事をしよう
- こどもたちも将来リビングで勉強するほうが良さそう
と思いを温めてきました。
個室は寝るだけ。活動はリビングで。収納も、リビングの近くが使いやすそう!
広いリビングは、家族がする色々なことを受け入れてくれます。
▼リビングの一角に、ワークスペースを作りました。
コツ2.広いLDKを心地良く使うために、ちいさな壁を作る。
神戸に暮らしていた時のLDKは18帖でした。
前から家具もあまり持っていなかったので、ひとりだと「ぽつん……」とさみしくなる時がありました。(汗)そのせいで、だんだんと家具を増やしてしまった気もします。
ガラーンとした広い空間よりも、きゅっとちいさな空間の方が落ち着くときがありますよね。
そこで、「ちいさな壁」をつくりました。
▼キッチンとダイニングは、両サイドに少しだけ壁があります。キッチンの丸見えを防ぎ、かつ、ダイニングテーブルを包み込む効果があります。
この壁があることで、包まれたような安心感が得られます。
ちいさな壁は、とても便利です。目隠しにもなり、空間をやわらかく仕切る効果があります。
コツ3.引き戸は戸袋式にする
この家の引き戸はすべて戸袋式です。
つまり、壁と壁の間に戸を収納できるように計画しました。そうすると、両サイドの壁を有効に使うことができます。
▼ダイニングの奥。引き戸を収納している壁です。
引き戸を隠せるので、スッキリ!壁になるので、家具を置くこともできます。
空間も活かされます。
コツ4.サニタリーと個室はコンパクトにする
サニタリー(トイレや洗面室)と個室は、コンパクトでも十分にここち良い空間が作れます。
そもそも前に書いた通り、個室とサニタリーはあまり良い環境でないことが多いです。なので、そこはちいさめで十分なのです。
お風呂も一番小さなサイズで十分満足。小さなお風呂も落ち着くし、掃除も楽です。
個室も最低限の眠れる広さがあれば十分。
わが家はベッドを使っているので、1部屋はベッドルームになっています。ですが、もう1部屋にはほぼ何も置いていません。
コツ5.「そこから何が見える?」を考えてみる
玄関を開けた時、椅子に座った時、ソファーに座った時…何が見えますか?それが、見たい風景なら、とてもすてきです。
▼わが家の玄関を開けた時の風景です。
ドアを開けるとすごくほっとします。何も大きな家具が見えず、軽やかな風景。
そして、ソファーに座ると緑が見えます。緑や空は、人の心を癒してくれます。
何が見えるのかは、とても大切で、それが心地良さを作りだします。
数年前まで、テレビがソファー前にありました。それを断捨離した時の気分は・・最高でした!!
さいごに。すてきな風景が見える家づくり
家づくりで一番大切なコツは「そこから何が見える?」を考えること。
その風景を見てどう感じるか…それが考えられているお家は、とても心地良い空気に満ちています。
今日もお読みいただき本当にありがとうございました!皆様にとって素敵な1日になりますように…。
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いつもほんとうに、ありがとうございます!!