4人家族、車なし、テレビなし、ほぼ薬なし。
わが家には、タイトルの通りいろいろ普通ありそうなモノがありません。
それでも、とても普通です。楽しくケンカもしながら暮らしています。
車なしは夫婦ふたりならカンタン。こどもがいると…?
夫婦ふたりの時は、地球と家計のために車を持たない考え方で一致。
無くても全く困りませんでした。必要な時はレンタルで十分だったのです。
ところが、こどもが生まれると状況は一変。
急に病院へ行く時や、日々の買い物などの移動がほんとうに大変でした。
タクシーを頻繁に利用してしまい、車がないけど出費がヤバい日々を4年ほど送りました。
友人に勧められ、電動付き自転車を購入。
その快適さにびっくりしました。こども2人乗せても坂道を楽に登れるってすごい!開発してくれた人に大感謝です。
その後夫用も購入して更に快適に。おかげでタクシーゼロになりました。
(上の写真は自転車で出かけて、落ち葉を楽しんだ休日)
テレビを見ないで、他のことに時間を使う。
私が小さな頃、テレビは1日30分と決まっていました。習い事もピアノと絵画だけ。
大体何かを手づくりしてました。お裁縫したり、絵を描いたり、工作したり。
自由な時間は創造の時間でした。
こどもは成長してくると色々な遊びをやり続ける力をつけます。
ほっといても「ひま」とは言わない。次々に遊びを考え熱中します。
これは大人が見習うべきこどものすごさだと思います。
ところがテレビ、パソコン、スマホなどを1度与えると…。
ある時、あまりに兄弟けんかが絶えないので、マックでしまじろうのDVDを見せました。
ものすごく平和になり快適。家事がはかどりました。
ところが10分後消そうとすると「またみたいーーーみせてよーーー」と。
激しくぐずりました。楽だったのは一瞬、返って大変な目に合いました…。
画面から来る受け身の楽しさ。たまになら良いのですが、ハマるから加減が難しい。
自分から楽しみを生み出せるのは、素晴らしい力。その力を育てたいので、ゼロは無理でもなるべく画面を控えようと思いました。
机の下にもぐって遊ぶふたり。けんかしませんように…。
テレビなしはインテリアにも快適。
ソファーの前に大きなテレビ。それから開放されたインテリアは快適です。
見なくても圧迫感がある大きな黒い四角…。それが無くなり窓からの緑が見える配置にしたら、休まる家になりました。
NHKの集金も払わなくて良いのも、嬉しい節約です。
ほぼ薬なしの子育ての5年間。
私は育児書を基本的に読みません。ある日、夫が「育児の百科」を買ってきました。
こうゆうの読みたくないなあ〜と思いながらもつい読んだら、衝撃の文章に出会いました。
年中医者がよいしている親子もある。
母親が薬をもらうことが好きなところに、医者も薬が好きで、なかなか薬をやめない場合である。
また自然になおったのを薬でなおったと思いこみ、医者にかからない と病気はなおらないものだと信じている母親もいる。
実は私自身、薬を飲まない家庭で育ってきました。
風邪を引いても自然に治ることは知っています。
でも、小さなこども、特に赤ちゃんにはなかなか自信が持てませんでした。
母親は子どもが元気だったら、医者にかからないでなおる経過を経験すべきだ。
1歳未満のこどもの発熱で、病院へ行った時のこと。
39度の発熱。3日間の抗生剤と解熱剤を処方されました。「3日後に来てくださいね」と先生。
迷いながらも薬をもらわずに帰りました。そしてドキドキしながら様子を見守りました。
結果、薬なしでも平熱に戻りました。
3日後に病院へ行くと「また熱が出たら来てくださいね」と先生。
薬を飲んでないとは言えないですが、薬なしでも薬ありと同じ期間で治るんだ…!と実感しました。
それでも、インフルエンザと水疱瘡、とびひのときだけは薬を飲ませました。
それ以外は念のため病院へは行きますが、薬なしです。
薬がなくても自然に治る、とだいぶ自信が持てるようになりました。
本に出てくる、「細心の母親」と「大胆な母親」。
私は性格からいうと細心のくせに、ちょっと無理して大胆に薬なしを進めてきたと思います。ドキドキハラハラ何度もしました。
この本は分厚いまじめそうな本。夫じゃなかったら買わなかった本です。
でも、ぐいぐいと読みすすめてしまうから面白い。5歳くらいまでの育児の心配事が次々に出てくるのです。
わが家にある唯一の育児書として、断捨離からも免れ本棚に納まっています。
さいごに。
今朝は初雪でした!つもらないと思っていたらどんどん屋根が白く木々も白く…雪景色に。
最後までお読み頂きありがとうございます!!今日もみなさまにとって素敵な1日になりますように…。
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いつもありがとうございます!!