心を楽に、シンプルライフ

暮らしと家庭学習を整えるブログです。子ども4人を育児中、家と収納を整理して、学習を整理して、物を手放してシンプルな暮らしへ

花森安治の仕事展へ。幸せをつくる方法。シンプルライフの原点。

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「暮しの手帖」初代編集長、花森安治さん。

こんにちは。「心を楽に、シンプルライフ」です。

昨日、花森安治の仕事展へ行って来ました!とても素晴らしかったです。感動しました。花森さんは、現在も続いてる雑誌「暮しの手帖」の初代編集長です。

絵を描き、取材をして、写真を撮って、文章を書く編集長、花森さん。心から大好きです。心に響いたことをメモして帰ってきました!

今日は、

  1. 展示の情報
  2. 展示の見所
  3. 花森さんが伝えたいメッセージ
  4. 美術展の隣りでランチ
  5. 100号の話

のお話です。

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この表紙絵の原画も展示がありました。お土産のポストカードです。

 展示の情報。

  • 展示名…花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼
  • 場所…世田谷美術館(世田谷美術館公式HP)(最寄り駅は用賀)
  • 会期…2017年2月11日〜4月9日
  • 休館日…毎週月曜日(ただし3月20日は開館、翌21日は休館)

砧公園の中にあります。

用賀から「美術館行き」のバスが出ていますが、なんと1時間に1〜2本しかありませんでした。

たまたま美術館へ行きたい方がいたので、タクシーに相乗りすることが出来ました。片道650円の距離でした。東京は初乗りが410円に値下げしたんですね!安くて嬉しかったです。

展示の見所。

①花森さんが愛用したものなどを、五十音順で展示。

実物の展示があります。

ノート、アイロン、ボールペン、めざまし時計、洋服ブラシ、ミシン…。

りんご箱で作った机と椅子もありました。シェーカー教徒の簡素でシンプルな暮らしを思わせました。

暮しの手帖で人気の企画「商品テスト」。まつわる話も色々。その中でも鉛筆が最初の商品テストだったそうです。

その結果、花森さんは「鉛筆削り」を認めず、いつもナイフで削っていたそうです。

花森さんのこだわりが伝わってきました。

②印象的だった言葉。シンプルライフの原点。

  1. 働く人こそ美しくなる権利がある
  2. 買わないですませる工夫
  3. いまあるもので間に合いませんか?
  4. みなさん物をたいせつに
  5. 砂糖を警戒せよ。君は1日に何グラムの砂糖をとっているのか
  6. どうゆうわけか、たくさん買うと高くなる

社会の矛盾を鋭くえぐる、花森さん。時代が変わっても、変わらない問いかけがありました。

③表紙絵、装幀、広告も展示。

初めて実物を見ることができました!表紙絵は、とても素敵です。「すてきなあなたに」のために描かれたカットイラストも…かわいい。

電車の中吊り広告のレイアウトも面白いです。ついつい読んでしまいます。

「暮しの手帖」のバックナンバーの展示もあり、見応えがあります。

花森さんが伝えたいメッセージ。

美しいものは、いつの世もお金やヒマとは関係がない

みがかれた感覚と、まいにちの暮しへの、しっかりした眼と、

そして絶えず努力する手だけが、

一番うつくしいものを、いつも作り上げる

(一世紀一号より)

展示の始まりに書かれた言葉です。

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最後に、写真を撮れるパネルがありました!花森安治さんです。

二度と戦争が起きないように。一銭五厘の旗の展示もありました。大きかったです。

物が無い時代に、一生懸命手を動かして工夫している…。そんな姿にとても感動しました。

美術展の隣りでランチ。

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ル・ジャルダンというレストランが、美術館の隣り(つづきに)にあります。

とても雰囲気が良くて美味しかったです!案内された席から見える景色がとても素敵でした。

自然がいっぱい、砧公園の中で。

花森安治展の特別メニューもありました!ただ高い(3400円)だったので、私は一番安かった1300円のランチにしました^^

とても美味しかったです!

  1. 温かいスープ
  2. パンかライス
  3. メイン(ヒレ豚肉のソテー)
  4. コーヒーか紅茶

でした^^

 さいごに。暮しの手帖100号。

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この暮しの手帖は、7年くらい前に古本屋さんで購入しました。

その時、私は人生に迷っていました。幸せな充実感は、どうしたら生まれるんだろう、と。

そんな時出会ったこの「暮しの手帖100号」。表紙は、第1号からの全ての表紙が小さくレイアウトされていました。

私はこの表紙に感動しました。1つ1つを積み重ねれば、100になるんだ、と。

そうゆう大事なことを教えてくれたのです。

最後のページに書かれた、花森さんの言葉です。

百号をお届けします。

……こう書いてみて、さすがに感慨深いものがあります。

一号とこの百号のあいだには、二十二年という年月が流れています。

いま一号を出したころをふり返ってみて、この二十二年という年月の、

一日一日が積み重なってきた、その重みを感じています。

ひとことでいうと、よくやってきたなあということです。

そして、ぼくたちくらい幸せな編集者は、日本にも外国にも、そうざらにはいないだろう、ということです。

今日の一歩は小さくても、それを積み重ねるとすごい、と。幸せは毎日コツコツと積み重ねて生まれるんだ、と分かりました。

 今日もお読み頂き本当にありがとうございます!とても嬉しいです。

みなさまにとって素敵な1日になりますように…。

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