無印良品へ行って、びっくりした家具の変化。
こんにちは。「心を楽に、シンプルライフ」です。
わが家では約8年前から無印良品の食器棚(キャビネット)を使っています。
こちらです!
木の風合いが、年々変化していきます。北欧モダンな雰囲気も好きです。
「それどこで買ったの?」と聞かることも多く「無印だよ〜」と答えるとみんなびっくり、の食器棚でした。
最近、こどもコーナーの棚が壊れかけていたので、このシリーズをもう一度見に行ってきました。同じシリーズで揃えたくなったのです。
そうしたら、「ぱっと見」は同じシリーズ。ですが、実際は全く違う家具に変わっていました!
今日はその「無印の家具の変化」のお話です。
※ガラス扉のタイプは廃盤ですが、他のシリーズが続いています。そちらを比べます!
※家具の経年変化の話ではありません。
【無印良品】オーク材、キャビネット大・木製扉 (2017年現行品)
こちらを見に行ってきました。(画像は無印良品のHPより)(※購入していません)
ネットで見ると、わが家の食器棚とおなじ雰囲気です。が、無印の口コミに気になる書き込みがありました。
数年前に買ったモノをもう1回買ったら、全く違うものになっていた。
以前のはざらざらとした木の感触があったのに、今回のはツルツル。
今まで揃えてきた無印の家具から、明らかに浮いてしまっている。
……と、このような内容でした。その他も「安っぽい」「においが気になる」という書き込みが時折目につきました。
そして、実際見てみたら本当にツルツルになっていました!
さらに、なんと言うか、カラーボックスのような雰囲気になっていたのです。見ためが変わっていました。
そして、背面にはこんな「タッカー跡」がありました。(画像は無印良品のHPより)これは、製造過程でできる「ホチキスの跡」のようなものです。
これ、無かったはずです。価格帯が変わらないので質の低下がとても気になりました。
価格を上げないために、見えない部分の質を下げたのかもしれません。
わが家の食器棚。(2009年製)
背面にタッカー跡なし。
お家に帰って、早速わが家の食器棚を確認してみました!すると、背面にはタッカー跡はありませんでした。
なぜ今のシリーズには「タッカー跡」があるのでしょうか。造りが安くなってしまったようです。
また、背面の素材は同じでした。
見えない場所は、安い素材で作られているのが無印良品の家具。それは8年前もおなじでした。そうすることで、低価格を実現してるのだと思います。
内部と、見える部分を分けて作られてるのは同じ。
なので、内部も安い木目調のシート貼り。扉の木部は、本物です。
こちらの写真で、左が内部、右が扉。木目がちがいますよね。扉は木の質感たっぷりです。
本音を言うと、内部も背面も「本物の木」が理想です。これは使い始めは気になりましたが、そのうちに慣れました。
扉と閉じたときの雰囲気がとてもいいからです。
扉を閉じると、自然な塗装。木の風合い。
見える部分は「本物の木」かつ「自然な塗装」です。この時の塗装が何なのか分からないのですが、今のウレタン樹脂塗装ではないです。
と言うのも、何かこぼした時に「しみこむ」からです。これはウレタン塗装では起きないこと。買った当時からそうでした。
自然な、ざらざらとした木の感じがとても良かったのです。
素材も、天板は無垢の集成材でした。今は脚部以外、フラッシュ構造の突板へ変わっていました。
(※「フラッシュ構造の突き板」とは、表面のうすい層だけ本物の木を使い、内部は空洞がある構造です)
その影響でしょうか。「ホルムアルデヒト」系のにおいが以前よりも強くなっています。
無印良品の家具、変化のまとめ。
- 見えない部分がより安い造りになった(フラッシュ構造の突板へ、タッカー跡がある造りへ)
- 塗装が変わった(経年変化の無い塗装へ)
- 雰囲気が変わった(デザインは同じ)
こうして書いてみると、とても残念な変更です。大好きな無印。いつこんな風に変わったんだろう……と、びっくりしました。
無印良品の家具を買う前に、確認しておきたいポイント。
- 突板か、フラッシュ構造の突板か、無垢か
- においの有無(フラッシュ構造はにおいが強い)
- 塗装の種類
突板の商品は、においが気になる場合が多いです。また、塗装の種類もチェックしておいたほうが良さそうです。
「フラッシュ構造」の家具には、注意が必要です。
においが気になることがあります。そして口コミにあるように、安っぽく見えることがあります。
おなじ突板(表面のうすい層だけが本物の木で、内部は違う)でも、種類はいろいろ。
「壁に付けられる家具」シリーズはフラッシュ構造ではない突板です。なので、安っぽくは見えません。
ネットの画像からでは分からないことが多いので、なるべく実物を見てから購入を判断したほうが良さそうですね。
MUJI REAL FURNITURE シリーズ。
では、無印の素敵な家具はどこへ行ってしまったのでしょうか?
探したら、こちらでした。(画像は無印良品のHPより)
- 無垢材
- 背面もキレイ(見えない所も本物の木)
- 塗装もオイル仕上げ。
シェルフやテーブルはサイズをオーダーできるというすごいシリーズです。ただ、もちろんとても高いです。
実物を見ましたがとても素敵でした。50年、100年使えるようにというコンセプト。ですが、やはり無印良品の価格としては高く感じました。
他の家具シリーズも、品質を下げないで頑張ってほしいです!これからの無印良品に期待です。
さいごに。
ちなみに、2017年1月にわが家に来た無印良品のテーブルベンチは「無垢、ウレタン樹脂」でした。
なので、ツルツルしています。が、無垢材なので安っぽくは見えないです。においもありませんでした。(理想はオイル仕上げですが)
家具は買い替えがなかなかむずかしい。なので、じっくりと納得のいく物を選びたいですね。
今日もお読み頂きほんとうにありがとうございます!とても嬉しいです。みなさまにとって素敵な1日になりますように…。
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いつもほんとうに、ありがとうございます!!