シンプルな北欧リビングに、床の間コーナーを作る計画。心のより所をお部屋に
こんにちは。「心を楽に、シンプルライフ」ayakoです。
▼シンプルなリビングの一角に、床の間のようなコーナーを作ることにしました。
場所はこちらです。
銅版画を飾っているこの場所。
床の間コーナーを作るとしたら「ここだ!」と思ってきました。
2016年にフルリノベした時、カウンターを作るかどうか考えていた場所です。
結局、カウンターを作るのはやめて、一旦保留に。
▼今のリビングでも居心地はいいですが、保留していた気持ちがムクムクと湧いてきました。
- 「草花を飾る場所があるといいな」
- 「兜(かぶと)を飾る場所がほしい」
- 「季節をしつらえる場所があるとホッとしそう」
今はこういう場所がないので。(笑)
床の間というと難しそうですが、「見るとホッとする、心が温まる場所」を作ろう!ということです。
今日は、シンプルな北欧リビングに「床の間」を作る計画のお話です。
「床の間」とは?ヒントをくれた愛読書
▼10年以上愛読しているお家づくりの本。この本からヒントをもらいました。
建築家の中村好文さんは、「家の住み心地」についてすごく考えられています。
かっこいいだけじゃダメ。
いい住宅の条件とは一体なに?
住まいに不可欠な要素とは何だろう?
その答えが実例とともに書かれている本なのです。
「家づくりの基本」が載っているので、大学生の頃から愛読。
インテリアを考える時に必ず読み返しています。
▼この本の「床の間」の章から。
最近、やっとこの場所の大切さが分かってきました。
格式ばらない「床の間」のような場所が、家の中のしかるべきところに一箇所でもあると、部屋の様子はすっかり変わるものです。
(*住宅読本より引用させていただきました*)
中村さんは若い頃、目が飛び出るようなお値段の素敵なたんすを買ったそうです。
殺風景なお部屋の中に、たんすを置いてみた。
その上にお花を飾ったら、そのたんすの周りの空気が神聖なものに変わった。
単に食べたり寝たり住むだけの部屋が、心の住む家に昇格したそうです。
たんすひとつ置くだけで、特別な場所が生まれる。
これ、すごく分かる気がするんです。
床の間のような場所を家の中に作ってみたい!と思いました。
具体的な床の間コーナーの例はこちらです
▼住宅読本より、床の間コーナーの実例です。
右奥の壁付けされている棚が、床の間のような場所です。
棚があるのとないのでは、多分、お部屋がまったくちがう!
今のわが家に足りない空間だなと感じました。
切実に、兜(かぶと)をもっといい感じで飾りたくて。
(*今まで、オーディオと公文の書類棚の間にぎゅっと飾っていました!笑*)
また、結婚記念日にはウェデイングベアを置いてもいい。そんな棚があるとすごく嬉しい。
行事の度に活躍しそうです!
これまで棚には、実用的な物を収納してきました。
ですが、飾り専門の「床の間のような場所」を、リビングに作ってみることにしました。
シンプルな北欧リビングに「床の間コーナー」を作る計画案その1
アルテックの家具がある北欧インテリアが好きなので、アルテックの家具から選んでいます。
▼アルテックの壁付け棚を付ける計画案です。
うんうん、シンプルだし良さそう!
絵は今までと同じ物。
たくさん飾るのは下手なので、花瓶ひとつくらいを飾るイメージです。
夫に「ぶつかるんだけど」と言われそうな気もする。(ドキドキ)
兜も問題なく飾れそうです!
スッキリしているので最有力候補です。
シンプルな北欧リビングに「床の間コーナー」を作る計画案その2
▼こちらはアルテックの半円テーブルを置く計画案です。
丸いテーブルへの憧れがあるので、かなり惹かれております。
ですが、この半円テーブル、多分イラストの感じよりも大きい!
(ごめんなさい!イラストは理想化してます。汗)
あんまり大きいと・・床の間というよりテーブルですね。
家族みんながポイポイ物を置いちゃいそうで、そこも心配。(自分を含めて)
そうそう、こういう飾り棚は「物置場にしないぞ!」というかた〜い決意が必要ですよね。(笑)
(*リノベの時、カウンターはできるだけ減らしました*)
シンプルな北欧リビングに「床の間コーナー」を作る計画案その3
▼ヴィンテージの家具。偶然出会ったアルテックのチェストを置く計画案です。
置き家具はできるだけ増やしたくない。
なので、こういう置き家具案はないと思ってきました。
でも、なんだかすごく惹かれる。
夫に見せたら「ジャマ」と一蹴されてしまいました。(大汗)
でも、とても気になる存在。
他の計画案を忘れてしまうくらい。
ひと月経ってもう一度見に行くと・・まだありました!
もう一度夫に聞いたら「好きなように試してみたら?」と。
機嫌がいいときに聞いてよかった〜。(作戦成功!笑)
論理的な選び方じゃなくてごめんなさい!
結局、床の間は心のより所。
好きメーターがいっぱいに振り切ったものを、お家に迎えることにしました。
さいごに。床の間コーナーはリビングドアの正面です
▼リビングの透明ドアの向こうにチラリと見えるフレーム。
ここに、床の間コーナーを作ります。
シンプルなこの風景も好きです。
でも、床の間ができるのもワクワク。とても楽しみです。
お読みいただきありがとうございました!みなさまにとって素敵な1日になりますように…。
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▼この中のトイレに関しては、今も2つあると嬉しいなあと思うことがあります。(笑)