【しあわせのつくり方】憧れのシニア夫婦にも暗黒時代はあった!!乗り越えるヒント
こんにちは。ayakoです。
▼「結婚40年、憧れのシニアライフを送る2人にも、暗い谷の時代がありました」というフレーズに惹かれて・・。
こちらの本を読んでみました!!
旦那さんが退職した後に、素敵なパン屋さんをされている引田さんご夫妻。
(*吉祥寺で有名なダンディゾンを経営*)
めちゃくちゃ息がぴったりで、誰もが憧れちゃうようなシニアライフを送っています。
そんなお二人にも、若い頃は暗黒のような日々があったそう。
この本では、初めてその暗黒の時代のお話が公開されています!!
引田さんご夫妻の本音に「うんうん」とうなづくことばかり。
そして、暗黒トンネルを抜けたからこそ出る言葉たちに勇気をもらいました。
私も夫には「この分からず屋め〜」と、何度こっそり毒づいてきたことでしょう。(笑)
そうそう。本音がつづられているから面白いんですね!!建て前はもう知っているから。
今日は、しあわせのつくり方のお話です。
「しあわせのつくり方」引田さんご夫妻の共著です。2人で語られるからおもしろい!
▼夫婦お二人で、かけ合うように交互にエッセイを書かれています。
妻側に寄りすぎず、夫側にも寄りすぎない。
公平に「妻のエッセイ」と「夫のエッセイ」が出てくるところがすごくいい。
面白いです!!
(私にとって、まだまだ謎に包まれている「夫視点の気持ち」も綴られているので)
退職後、妻が主役になるパン屋さんを開きました。
旦那さんが影でひっそり支える日々。
2人でやっているのに、妻ばかり褒められる毎日なので、思わず妻に嫉妬したこともあったそうなんです。
そんな本音もぶっちゃけてるので、ついつい引き込まれて読んでしまいました!!
妻だって夫に嫉妬するし、夫も妻に嫉妬する。
そんな時を乗り越えたお二人なのです。
人間だもの。あるあるですよね。こういう本が読みたかったんです!!
(自分も真っ黒になることがあるから・・ね。笑)
それでは、もう少し詳しく内容に踏み込んでいきましょう〜。
夫婦のこと、家族のこと
(旦那さんのお話より)
今回の本を書くことになって、妻が「暗黒時代のことを書きましょう」と言い出して。
▼戸惑う旦那さん。
「え?いくらなんでも暗黒時代は言いすぎじゃないの・・・」
「そんな時代、あったっけ?」と、嫌〜な汗。
僕なんか「結婚してからず〜っと、二人はしあわせだった」という記憶しかないもんね。
やっぱり男はきれいに忘れて、女はしっかりと覚えているんですね!!(笑)
このかけあいのエッセイに思わず笑いました。はい。
▼しあわせしか思い出さない旦那さんとは、対照的な妻のかおりさん。
この本を作るために昔のことを思い出しながら、何だかまた悲しくなったり、腹が立ったり、いろいろ大変だったけれど、二人の共同作業で過去を振り返ることができたことは、本当に貴重な時間でした。
「もう忘れてくれよ」と、ターセンも悲痛な叫び。
(ターセンは旦那さんのこと)
なんかもう、世の中のカップルはほとんどこうなのかな??と思ってしまいました。(笑)
本には、離婚して大切なものを失わないためには?ということも書かれています。
「未来は過去を変えられる」
理論物理学者の佐治晴夫さんの言葉で「未来は過去を変えられる」が、座右の銘だそうです。
どんなに絶望しても、いつか振り返った時に笑って話せる自分になっていれば、それはかけがえのない時間だったことになる、そうです。
これは本当にそうですよね。
「こんなことがあってさ〜ハハハ」と話せることって大事。
私も夫とトゲトゲしても、絶対に笑いのネタにしております!!
ケンカの最中はもちろん、1ミリも笑えなくて怒りにゴーゴー燃えているけれど。(笑)
さてさて。
若くして結婚されたお二人。
旦那さんは夜遅くまでお仕事。何だか毎日が虚しかったかおりさん。
私だって「行ってきます」と玄関を颯爽と出て、一日中忙しく働きたい。
「今日のごはんいらないから」と連絡してみたい。
これ!!本当にこれです。私も同じようなことを何度も感じておりました。
「9月に1週間出張でいないから〜」とかサラッと言ってみたい。
子育て中の夫婦のすれ違いは、誰にでも起こり得ることなんですね。そうかそうか。
今は時代が変わってきたとはいえ・・。
夫婦のことはなるほどと思う内容ばかりでした!!
旦那さんが妻の気持ちにちっとも気づかないのもウケます・・。(万国共通なのかな。笑)
暮らしのこと。夫婦で家事をするコツは?
「どうしたら、うちの夫も家事ができるようになりますか?」という質問に対してのかおりさんの答え、考え方も勉強になりました。
- 任せたら文句を言わない
- 食器洗いの後にシンクの周りがビシャビシャでも文句は言わない
- 大事な器が割れてもぐっと我慢する
やっぱりダメ出しはダメなんですね。ちょっとここは反省です。(大汗)
現状としては、お互いにダメ出ししちゃっている時もあります。(汗汗汗)
かおりさんは、基本的には男性はなんでも上手くなる、と書いています。
初心者の頃は失敗しても、だんだん上手くなり、女性以上にサボらずにやるようになる、とのこと。
▼夫を生活者に育てる、という項目で書かれています。
かおりさんと旦那さんは、なんと11歳も歳が離れています!!
なかなか新婚時代に言いたいことを言えなかったというのも、うなづけますよね。
そんな目上の旦那さんに、今では、食事作りでもなんでもお任せできるように鍛えたっていうのが本当にすごい〜!!
旦那さんも気持ちよく進んで家事をしているので、とても参考になります。
見習うところが色々ある「夫婦でつくるしあわせ」でした。
そのときは理解できなくても、納得がいかなくても、自分の考えを押しつけず、「そういうものかもしれないな」と、お互いの頭の中を想像してみることで、私たちはずいぶんやさしくなれたと思います。
さいごに。言いたいことは、その時に言う練習をしよう!
▼最後に旦那さんから、女性へのアドバイスをご紹介します!!
「言いたいことは時間をおかずに、その時その時に言った方がいいと思う」
というのも・・。
妻から「あの時もこうだった、あの時も・・!!」と感情的に責められて大変な目にあったことがあるそう・・です。(笑)
私も「?」と感じた時にちゃんとボールを投げよう、と思いました。
夫がキャッチできるような、愛あるボールを。
その時その時に言葉にするのは・・練習あるのみ!!
はじめは下手でも、そのうち上手くなるはず。
うまいこと言えたらガッツポーズですね。(笑)
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▼この本にも書かれていたけれど、夫は本当に本当に何も気づいていないんだ・・!!というドッキリがあるんですよね。(笑)
夫婦ゲンカは笑いに変えるのが1番ですね!!それしかない。
▼すごく昔に書いた記事だけれど、感謝もめちゃくちゃしております。
いつもありがとう!!
お読みいただき本当にありがとうございました!みなさまにとって健康で、素敵な1日になりますように……!!